王ケ頭・美ヶ原高原 写真アルバム 2010年冬の撮影旅行 | ![]() | |||
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| 夜明けの美ヶ原高原 |
| 2010年2月11日掲載 |
| 光が丘の眺め 王ケ頭・美ヶ原高原 写真アルバム
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クリスマスが過ぎて、お正月を越すと東京の冬も底冷えを増してくる。この季節、ぼくは美ヶ原を思い出す。 去年、初めて冬の王ケ頭・美ヶ原高原に登った。東京育ちのぼくからすると、言葉を失う寒さであった。美ヶ原の地を吹く風は、宇宙の冷気が降りてくるようだった。しかし、厳しい寒さと山々が美しい景色を織りなしていることは、この地に来なければわからないことだった。その昔、登山者は美ヶ原にたどり着くと、空間が開け、空が落ちてくるような感動を得たという。その気持ちはよくわかる。 美ヶ原に登る前、毎日、天気図と気象衛星の写真を眺めた。大陸からの北風が日本列島を越えて、太平洋上に見える筋状の雲は鮮やかで、何かで吹いたようにまるで人為的だ。西高東低の、いわゆる冬型の気圧配置は幾度も出現している。写真にとってはいいぞとつぶやく・・・。 ところで、日本の美しい四季は、日本列島がうまい具合に大陸や海洋との位置を保たなくては、誕生しない。 西からの移動性高気圧が暖かな大気を運んでくると春。 春の高気圧と夏の高気圧がぶつかり合って、梅雨となる。 その太平洋高気圧が勢力を増すと、夏の訪れである。 冷たい大気を持った秋の高気圧が張り出して、今度は秋雨となる。 大陸の高気圧から、なんでも凍らせてしまうような北風が吹き始めると冬。日本海の海水の蒸気がアルプスの山々を駆け上るときに、大雪を降らせる。水分を失った北風が山々を越えて、太平洋側の地に下ってくる。 日本は、四つの季節が実にはっきりとしている。もし、日本が大陸の一部に位置していたら、夏と冬が際立ち、春と秋はほとんどなくなっていたかもしれない。もし、もっと太平洋に位置していたら、冬の日本海側の豪雪はなかったかもしれない。すると、おいしいお米は収穫できず、農産物はいまのものとはがらりと違うものになっていたかもしれない。 そんなふうに想像をめぐらせると、雪が降っても、ただの冬景色には見えない。美ヶ原は大自然の美しさと意味について、そこを訪れるひとびとに語りかけている。ぼくはそれを探し回って、模索しているのかもしれない。 各々の写真は、順をおって紹介しようと思う。まずはサムネール写真のみ掲載する。 |
| 撮影日:2010.1.30‐31 | ||||
| 撮影地:王ケ頭・美ヶ原高原(長野県松本市) |
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